Purexa™ MCP
超らせんプラスミドDNA精製用仕上げカラム

‌Purexa™ MCP は、超らせんプラスミドDNAの精製仕上げ用として市販化された世界初の膜クロマトグラフィーカラムです。従来型樹脂と比較して最大10倍の生産性向上を実現します。

 

‌Purexa™ MCP の作用機序

Purexa™ MCP はプラスミドDNA精製システムの中核製品であり、超らせん構造プラスミドDNAを開環構造プラスミドDNAなどの不純物から高精度に分離可能です。多孔質膜は疎水性相互作用を利用するよう機能化設計されており、高純度精製を実現します。

 

卓越した生産性:
・‌Purexa™ MCP により最大10倍の生産性向上

・‌動的結合容量の大幅増加
・‌処理サイクル時間の短縮
・‌リニアスケールアップ時における安定性能
・‌設置・分解作業の省力化実現

図2:生体分子サイズ vs 孔径 一般的な生体分子のサイズと、樹脂/膜の孔径との比較を示しています。

同等の回収率で高い結合容量を実現...

図2.溶出液における85%の回収率は、樹脂製品と同等レベルを示しています

... 最大20倍の高流速に対応 ...

図3. . Purexa™ MCPは従来樹脂製品と比較し、流速22倍高速化、結合容量10倍増加を同時に達成

... 多様なプラスミドDNAサイズにおいて再現性を維持.

図4. Purexa™ MCPを用いたpDNA精製において、40 CV/mLの高流速下でも、塩基対サイズの影響を受けない動的結合容量(DBC)を保持、閉塞/圧力上昇の問題発生なし

Purilogicsの膜クロマトグラフィー製品は下記を含むが非限定の多様な生物製剤を精製可能:

‌Purexa™製品ラインの孔径範囲は0.3~5μmである。従来製品より著しく大きな孔径設計により、標的分子はそのサイズにかかわらず、膜に対し高容量で効率的に結合可能である。したがって、Purilogicsの膜クロマトグラフィー製品は、高速流量を維持しつつ高結合容量を発現するため、多様なサイズの生物製剤の精製に適用可能である。

 
  • モノクローナル抗体

  • mRNA

  • アデノ関連ウイルス (AAV)

  • レンチウイルス / レンチウイルスベクター​ (LV)

  • プラスミドDNA​

  • オリゴヌクレオチド​; ヌクレオチド​/ヌクレオチド​