新規弱陰イオン交換膜クロマトグラフィー製品Purexa™ NAEXは、標的分子に高い結合容量を有します。pDNAの場合、精製工程中に高い導電性と優れた回収率を実現し、不要な不純物を効果的に除去します。
Purexa™ NAEXの動作原理
NAEX膜上に配置された第三級アミンリガンドは、選択したバッファー条件下でプラスミドDNAを結合し、高導電性条件下でDNAを放出します。Purexa™ NAEXは、流量やサイクル数にかかわらず一貫した性能を発揮し、以下の利点を提供します：
+ 短サイクル時間
+ 簡単なセットアップ/分解
+ 高スループットpDNA精製
+ ウイルスベクター、ワクチン、DNA、タンパク質の精製にも適用可能
+ 高結合容量と高回収率
11kbpのpDNAを使用し、標準サイクル条件（流量：5 mL/min、ローディングバッファー：1M酢酸カリウムpH 5.5、エリューションバッファー：15 mM Tris、1.5 mM EDTA、1.5M塩化ナトリウムpH 7.4、ストリップバッファー：1M NaOH 2M NaCl）で10サイクルを実施しました。)
流量範囲3–33 CV/minにおいて、11kbpのpDNAを推奨条件（ローディングバッファー：1M酢酸カリウムpH 5.5、エリューションバッファー：15 mM Tris、1.5 mM EDTA、1.5M塩化ナトリウムpH 7.4）で試験を行いました。各流量条件において3回の反復試験を実施し、pDNAのローディング量は10%ブレイクスルー容積に設定しました。
[下記の]製品形態と容量をご提供しております。
大規模生産用およびGMP対応製品も近日提供開始予定です。